DAINAGASHIMA

Football Trainer/Coach in the Netherlands

DAI NAGASHIMA

Wat is voetballen?

Category2016/2017シーズン

そう言えば後期リーグ優勝しました!

1o勝1敗、勝ち点30。1月から始まった後期リーグ。実は初戦でいきなり負けて最悪のスタートを切っていました。振り返ればここで負けて良かったのかなと。リーグ構成が変わってもそう簡単には勝てないよと選手たちに伝えることができ、トレーニングの質が上がっていきました。選手とも毎日喧嘩していました笑。その後、怒涛の9連勝です!

毎シーズン後期リーグは負けないをもっとうにトーレニングしてやってきましたがなんとかそれが現実のものとなりました。自分のトレーニングが成果を生んでいるのかなと感じれる瞬間です。もう最高ですね!

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優勝した場所がホームではなくアウェーだったので全くの優勝感ゼロです。選手たちの身長は私と変わりませんし。それでも選手たちは喜びを爆発させ、ロッカールームではもうお祭りでした!

 

そして、たまたま前日が誕生日だったので最後にプレゼントをもらい、急に話すことに。。。緊張してまあひどいオランダ語です。恥ずかしい限り。。。落ち着きもありませんし。。。まあ記念のためにアップだけしておきます。

毎年そうですがシーズン当初は全ての人からこの監督で大丈夫かと思われ始まります。そこから信頼を少しずつ得て、前に進んで行くわけですが、このプロセスが本当に骨が折れる作業です。監督として楽しい部分でもありますが。選手たちや親たちは信頼をしてくれたようでなんとかシーズンが終わりそうです。本当にチームが壊れなくて良かったです。笑。

次はいつ優勝できることやら。そのために変わらず前に進んで行ければと思います。

今日はこの辺で。

先週、クラブで選手育成、タレント管理、来シーズンのチーム編成に関してミーティングがありました。まず今のチームの近況報告やチームの問題を共有し、問題解決の意見(議論大好きオランダ人です。)を出し合いました。

U15に関してはセレクションチームの編成に変更があり、それに伴いそれより下のレベルのチームもレベル調整も含め、チーム編成が大きく変わりました。(滅多にありませんが)自チームからは一人の選手(U14)がU15の監督に認められ、上のカテゴリーに引っ張られていきました。嬉しさ半分、悲しさ半分です。それによって新しい選手がチームにやってきました。育成面に目を向ければ良いことですね。

さて本題です。

私が指導させてもらっているチームは街クラブですが大人チームを除けば50チームあります。(1チーム13人から15人の選手で構成されています)

これをどうやって管理しているか?

例えば、オランダのプロクラブAZはこうやって管理しているみたいです。

http://www.soccerlab.com/index.php/company-profile/press/item/check-out-the-video-about-the-database-project-at-az-alkmaar

https://twitter.com/SoccerLAB_GmbH

このSoccerLABのソフトを使って、クラブ、コーチ、メディカルスタッフ間で選手たちを管理しているみたいです。選手のパーソナリティーにまで着目している点が非常に興味深いです。

それで私のクラブでは今年からTalentoというソフトを使って管理するようになりました。新しい試みです。今まではそれぞれがなんとなく管理(Excelを使用)してシーズンの終わりには大忙しといった感じでした。。。汗。

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スターティングメンバー

スターティングメンバー

トレーニング出席率(全43回)

トレーニング出席率(全44回)

選手評価表

選手評価表

このソフトの中には、クラブの選手全員のデータが入っています。

■選手のポートフォリオ(連絡先、評価、パーソナリティー)

■試合(内容、結果)

■トレーニング(出欠席、内容とその評価)

■チーム・個人データ(試合、トレーニング)

内容は多岐にわたりますが、ざっとまとめるとこのような項目です。これでシーズンの終わりがだいぶ楽になるのではないかと思っています。

ではなぜ、こういったソフトを使って選手を管理するのかということです。非常に単純ですが「コーチングスタッフ間における選手情報共有の簡易化」。

これが第一の目的です。

この客観的なデータを元に選手について話しをします。一人に使われる時間が短縮されより多くの選手について情報を共有することが可能となるわけです。(現段階ではセレクションチームの監督のみがこのアカウントを渡され、データの入力が一応、義務化されています。)

また、今のクラブではそこまで考えていないと思いますがAZのVTRで述べられているようにタレント発掘のヒントとデータの貯蓄(どんな性格でどんな選手がプロに成れるか等)も理由の一つかと思います。さらに親のためというのもあるかと思います。親たちも大切な子供を預けていて、色々と知りたいわけでこういったデータを見せて納得してもらうこともできます。(例えば、うちの子供のプレー時間が他の子供よりも短いのではないかといった場合にも有効活用することができます。)

他にも有効な使い方があるのではと試行錯誤しながらこういったソフトが使えれば良いかなと思っています。あまり頼りすぎない程度にですが。

今日の試合もなんとか3−1で勝利!良い週末でした。それではこの辺で。

UEFAチャンピオンズリーグ決勝を見に行こう!

ウインターストップが終わり、先週からやっとシーズンが再開しました!

あと半年精一杯戦おうと意気込んでいる中、昨日のトレーニングは中止になりました。(笑)

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そうです、積雪による中止です。よってこの日は全ての予定がキャンセルになりました。練習試合の検討やグラウンドの調整にかなり時間を費やしたのですが、、、まあよくあることです。

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私が、所属しているクラブはただの街クラブですが、人工芝2面、天然芝1面、ミニゲーム用の人工芝が1面あります。あとはクラブハウスですね。オランダのクラブにはこういった施設がどこにでもにあります。

 

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(いつも賑わっているけれどさすがに今日は誰もいないクラブハウス。。。)

ただ問題となるのが、今日のような積雪、または人工芝の凍結の場合。グラウンド使用のの許可を誰が出すかということです。

誰かと言うと。。。

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はい、市役所や町役場の管理担当者が決めます。つまりクラブの人間ではないということですね。私のクラブの場合は、市役所の管理者が朝早くにやってきて、クラブハウスの入り口に張り紙を張っていくそうです。(見せてもらえば良かった)かなり一方的ですね。クラブと議論や喧嘩!?しないためにかなり早くにやってくるとか。(笑)

他のクラブの場合は、担当者が中々来なかったり、決定がされず相手チームがすでにそのクラブに来てしまっている状態で、中止のアナウンスがされたりします。せっかく来たのにという感じですね。そんな中、『良い週末を~♪』といって慣れた感じでみんな帰っていきます。(笑)

今日のオランダは氷点下でしたが明日はトレーニングできることを願って。

それでは今日はこの辺で。

UEFAチャンピオンズリーグ決勝を見に行こう!

26 Dec 2016

Winterstopに入り、はや1週間。

来年1月8日まで完全オフになります。

その間、選手たちは家族や友達とクリスマス、新年を迎え、普段できないことをしながらゆったり過ごします。

この期間に心も体もしっかり休め、リーグ後半戦に進むわけですね。

サッカーを長く続けるための秘訣かもしれません。

休む時は休む。私も束の間のオフを楽しんでいます。

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ドイツ、ケルンのクリスマスマーケット

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ドイツ、ケルンのクリスマスマーケット

さて後半戦の結果です。

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結果は11チーム中、6位。

今年はクラブの新しいチャレンジとしてU14チームでU15のリーグに参加していました。

当初、フィジカルが違うことで怪我の心配や技術的なこと、戦術的なことをそのフィジカルで壊されてしまうことから1つ上のカテゴリーに参加することには反対していました。それを考えれば検討したのではと選手たちを勝手に評価しています。

フィジカルで上回る相手に対して選手たちはどう戦えばということを身をもって体験することが出来たのです。

(結果オーライですが大きな怪我もありませんでした。)

それが効してU15チームに呼ばれた選手たちは問題なく1つ上のカテゴリーでプレーを十分発揮できたようです。

また、年明けに何人かU15チームに上げたいとU15の監督から相談を受けています。

個人的には複雑ですが育成面からみれば良い結果かなと思っています。

後期リーグもどうなるか今から楽しみでなりません。