DAINAGASHIMA

Football Trainer/Coach in the Netherlands

DAI NAGASHIMA

Wat is voetballen?

Archive2014年4月

28 Apr 2014

ここオランダでは、2013-2014シーズンをAjaxの4期連続優勝という形で幕を閉じました。毎年、選手が入れ替わるとはいえ4年間勝ち続けることはとても凄いことですよね。フランク・デブールが選手たちにどのようにモチベートし、選手たちにどのような刺激を与えながらトレーニングを与えてきたか非常に興味深いものです。

来年どんなフットボールが繰り広げられるか楽しみでなりません。

私もAjaxのフットボールに魅了されている一人なのですが、なぜ魅了されているのかというと、それはフットボールのゲームからフィロソフィーが感じ取れるからです。

フィローソフィー。。。

フットボールとは何なのかを知るためにオランダに来たわけですが、最近よく思うこととして

フットボールとは何なのか=フィロソフィーは何のか

この2つは文字は違えど同義語として成り立つのではないかということです。勿論フットボールの競技特性、普遍的本質(フットボールはゲームであるなどといったこと)が根底にあるという前提ですが。

そして、フィロソフィーを知るためにはまず、自分のフットボールフィロソフィーを持たなければならないのではないかと思います。

そうすることで他のものを比較することが出来、そこから新しい発見が生まれる。

だからまず何でも良いから私はこうことをフィールドで表現したいと勝手に思うことが大切だと思います。

【自分のフィロソフィーの確立⇒他のフィロソフィーとの比較⇒発見⇒選択⇒吸収⇒自分のフィロソフィーの進化⇒フットボールを知る】

こんな縮図成り立つのではないでしょうか。

そこに10人の指導者がいたら10個のフィロソフィーがあると言われているオランダ。

フットボールを知るためには最高の国ですね。たぶん。

23 Apr 2014

2014年4月22日、突然降ってきたプレゼント。

そのプレゼントを貰った時、色々な思いが込上げて来た。

ある達成感とこれからの挑戦について。そして、ちょっとの不安。

まだ何も成し遂げたわけではないけれど、色々な支えの中で、ひとつひとつの積み重ねとどんな時も自分を信じてきた結果なのかなと思う。偶然なのか必然なのか。まあこの際だから必然だということにしよう。

小学生の頃からの憧れであった元ブラジル代表選手で後に監督になったドゥンガの自伝の中にこんな言葉があった。

『フットボールとは単純である。難しくしているのは我々だ』

当時はこの言葉の意味が全く分らなかったし、考えようともしなかった。でも時が経つに連れてこのことに対しての自分の答えが欲しくなった。

一体、フットボールとは何のか。

この答えを探しに2年前にオランダに渡り、ひとつの挑戦が始まった。幸せなことにここオランダでまだその答えを探していけることができそうである。

その幸せと支えてくれている人への感謝を噛み締めて、少しでも前に進んで行ければと思う。いや進もう。