先週の土曜日はアウェーで第5戦がありました。
相手はVVC。
とても綺麗な施設を持っているクラブで感動したんですが、
色々あってすっかり写真を取り忘れてしまいました。残念。。。
結果は14-1。勝ち。
何だか点を取りすぎですよね。ちょっと結果出すぎて心配なところです。
オランダは育成年代からトップまでほぼ1-4-3-3でプレー。
それにはしっかりとした理由があるのですが。それは今度にしておいて。
今回の相手は1-4-4-2。
U12年代でこのオーガニゼーションでプレーするチームは初めて見ました。それくらい珍しいこのオーガニゼーション。
前半20分まで全く上手く行きません。その理由を僕は分かっていたのですが、答えを言ってはならないと少し我慢していると。。。
ほぼ同じ形で連続得点をしたのです。
これで一安心と思いながら、
選手を観察していると、、、
何やら数人の選手がこそこそ話していて、、、
何を話しているか気になっているとここで前半終了。
するとすぐさまキャプテンがまた数人の選手に話しかけ、
いつになく堂々と僕に寄ってきます。
なんだろうと思いながら、
彼は「Hey Dai!,Ze spelen in 1-4-4-2,toch?」と質問してきました。
僕は「Ja」と答えて一緒にロッカーに戻りました。
この瞬間嬉しさと驚きで一杯でした。
それはなぜか?
このU12年代の選手がプレー中にゲームを分析し、自ら問題を解決しようといていたからです。まずはそのために相手のオーガニゼーションが必要で。それを12歳のキャプテンが確認しにきました。
トレーニングや試合でこのオーガニゼーションについて
何度も述べ、何度も設定してきました。
これはトレーニングの賜物で必然に起きたことなのか。
それとも偶然なのか。
自分が思い描くフィロソフィーが選手たちにも浸透してきているのか?
それともオランダサッカー文化にそのままあることなのか?
片言のオランダ語で外人に指導されている選手たち。
だからこそ得られることは選手たちにもたくさんあるかもしれないと少し前向きな今日この頃。
選手たちの今後の成長が楽しみです。