DAINAGASHIMA

Football Trainer/Coach in the Netherlands

DAI NAGASHIMA

Wat is voetballen?

04 Oct 2015

先週の土曜にアルクマールという少し離れた街で試合がありました。

試合の相手は、VV Reiger Boys。

通常、アムステルダムかその隣街のアムステルフェーンという街で試合が行われます。

今回は少しだけ遠足気分です。

親たちのチーム連絡チャットでは”パスポートを持参すること”と少し悪ふざけもありながら試合を楽しみにしているようです。

結果は3-1で勝利。

前半に先制され、そのまま後半を折り返し、苦しい展開。

ロッカールームでは少し険悪なムード。

さて、どうしようかと迷ったあげく。。。。

いつも通り質問することに。

「この試合についてどう思うか?」

そうするといつも通り始まります。

それぞれがああでもない、こうでもないと。

14人ほぼ全員試合について、自分たちに、敵について話します。

どんな意見がでるかいつも楽しみにしているのですが、中々自分が勝つために最も重要だというポイントが出てきません。

12歳の子供たちなのでしょうがないことなのですが。

そこで少し整理をして、質問。

「自分たちが攻撃の時、相手のセンターバックはどういうふうに立っている?」

「・・・」

「縦?横?適当?」

「・・・縦!」「そうだ、縦だ!」と次々に賛同の声が。

「じゃあ点を取るためにどうすれば良いのかな?」

後は出来る限り順番にロジカルに答え(提案)を導き出して。。。。

選手を信じるばかりです。

後半、なんとか3点取って、ひっくり返しました。

ほぼ同じ形で。(笑)

こういう時にサッカーは必然なスポーツだと思うのですが、

必然と思ってくれた選手が何人いるのか疑問なところです。(笑)

まあステップバイステップですね。

次の試合はBuiksloot!


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ただのアマチュアクラブなのにこんな観客席。

チェルシーを見に行こう!

25 Sep 2015

先週の土曜日にリーグ第2戦が行われました。

その日は、久しぶりのホーム。

相手は上位に来るだろうと思われているBloemendaar。

前節、6-1と波に乗っている同士での戦い。

結果は1-3の負け。

完全に力不足かなと。

ただこう言ったら指導者として失格で負け惜しみに聞こえるかもしれないがそろそろ負けてくれないかなと思っていたところでした。

11対11でプレーすることに慣れ、そろぞれのポジションのタスクを学ぶことが求められるこの年代。

シーズンは長いということを考えたら、少し早めに負けて自分たちを知ることも大切かなと。(負け惜しみかな、、、、)

そんなにフットボールは甘くないよと。

まあもう負けるのはごめんですけどね。

何か矛盾している内容になってしまったけど、やることは浮き彫りに。

あとは選手たちと前に進むだけですね。

14 Sep 2015

これがアウェーの洗礼なのかわからないけど。

土曜の試合では少し色々ありました。

アウェーの場合、基本的にクラブに集合してみんなで乗り合わせて行くのわけですが、、、、

おっと、、、、ライダーが時間になっても来ない。

選手も二人来ていない、、、、

電話をかけてもでない、、、、

10分後、ライダーでやってきて普通に遅刻してしまったとのこと。

「ソーリーソーリー」ってみんな苦笑い。

残りの選手もライダーだけに連絡が入って直接行くとのことだったわけで。

まあここまでは、よく起こりえること。

クラブに到着後、更衣室はどこを使って良いか聞いてみると。。。

「ちょっと待って」の一辺倒。笑。

待つこと10分、何もないので違う人に聞いてみると、

「あなたたちのための更衣室はないみたい」

「え?なんで?」

「わからない。」

「わからないって?」

「ちょっと待って」

またしても待ち。待つこと3分。

クラブのコーディネーターがやってきて

「他のチームが使ってるからないみたい。だからあなたたちを他の所に連れていくよ」

歩くこと5分。やっと更衣室に到着。

その時点で9時55分。試合開始、20分前。

なんとか交渉して10時半開始にしてもらうことに。

W-up開始の時点で10時5分。

W-upしているとクラブのコーディネーター(更衣室まで連れてってくれた人)が来てやっぱり10時15分から試合を開始すると言い出して。


ごめんなさい。逆ギレしてしまいました。

勿論、理由を論理建てて説明しましたけどね。渋々納得してもらい、10時半開始にしてもらえることに。

やっと試合開始と思った矢先、、、

「あれ、相手チームの副審がいないんけど」

(副審は基本的に各チームが出し合う)

誰も来なくて結局、相手チームの監督がやることに。(笑)

10分後代理が来て副審は交代。

その後、この副審フラッグを投げて帰っちゃいました。

というのも主審のオフサイド判定に納得がいかなかったようで。

5分後、第2の代理副審がやってきて。。。。

その彼、はい、電話しながらやってます。

DFラインの最後尾に立っていません。これではオフサイドは見れませんね。電話が終わったのはおそらく代わってから10分後。。。。

はい、この人もフラッグ投げちゃいました。(笑)

ボールがゴールラインを割ったか割ってないかで主審と口論した結果。

この時点で8-0。

気持ちはわかるけど。

結局、後半からうちのチームからもう1人副審を出すことに。

そして、試合終了10分前。

この時点で12-1。

次のために課題を出し、ガンガン攻めさせていた結果。

事件は起こりました。

右MF選手がドリブルでサイドを突破した後、相手左DFの選手が後方から悪質なタックル。

タックルを受けた選手は気を付けろと激怒した瞬間、

相手の鉄拳が飛んできました。

そこからは喧嘩です。乱闘です。

近くにいた副審がすぐに止めてくれたので大事に至らなくてひと安心。

相手の鉄拳が入った瞬間、思わず我を忘れてフィールドに入ってしまって。。。。

これを機に主審の判断で試合は終了することに。

改めてフットボールはエモーショナルなものなんだと。

心は熱く、頭はクールに出来ると良いですよね。